石川県小松市にある白内障・緑内障・
網膜硝子体疾患の日帰り手術に対応する施設

SURGERY 手術のご案内

当院で行う手術について

当院では最新の手術機器を導入して、安全で患者さんに負担の少ない日帰り手術を行っております。
眼科の手術は局所麻酔で行うことがほとんどで、不安に感じる方もいらっしゃると思います。当院では少しでも痛みや不安を和らげ、安心して手術を受けていただきたいと考えています。
日帰り手術などに対応した広々なリカバリールームにて手術前後にリラックスしていただけるよう、リクライニングのソファーを設置しています。
また、手術に関しては、理事長より丁寧に説明させていただきます。何か不安なことがございましたら、些細なことでも結構ですので、納得がいくまでご相談ください。

日帰り手術について

日帰り手術のメリット

  1. 手術は局所麻酔でほとんど痛みもなく、短時間で終了します。
  2. 手術前の絶食・休薬や長期間の術後安静の必要がなく、日常生活に支障がありません。
  3. 70歳以上で手術を受ける場合、医療費の自己負担額が入院に比べ20%程度少なくなります。

日帰り手術を
おすすめしないケース

  1. 重い全身疾患を患っている場合
  2. 重傷度の高い外傷や増殖性疾患で長時間の手術が予想される場合
  3. 重度の認知症を有している場合

当院で行なっている
日帰り手術

白内障手術
硝子体手術
緑内障手術

 流出路再建術、白内障併用眼内ドレーン挿入術(iStent)、隅角癒着解離術
眼科一般手術
 翼状片、霰粒腫、結膜弛緩

大学病院レベルのクリーン度の
手術室完備

当院の手術室はHEPAフィルター(粒子径0.3μm以上の粉塵を99.7%以上濾過できる)が設置されたクリーンルームとなっています。患者様に安心して手術を受けて頂く為に、空気清浄度クラス10,000以下を実現しています。クラス10,000というのは30㎤に直径0.5μ以上の微粒子が10,000個以下の状態を示します。一般的な事務所の清浄度は1,000,000です。クラス10,000というのは極めて清浄度の高い清潔区域となっています。

日帰り手術の流れ

白内障手術

極小切開による白内障手術を行っております。
〈単焦点眼内レンズ〉〈乱視矯正眼内レンズ〉〈多焦点眼内レンズ〉
※ 豊富な症例経験により、ほぼ全ての白内障手術を日帰りで対応可能です

1.術前検査
(手術日の1〜2週間前)

手術へ向けての詳しい検査を行います。手術の詳細説明と手術前後のオリエンテーションがあります。事前に眼の状態を精密に計測するだけでなく、生活形態や趣味、仕事等の情報をよく伺い、お一人お一人のライフスタイルにあわせて、眼内レンズの種類や度数を決定していきます。

2.手術当日
(院内滞在時間は約3〜4時間))

来院後に目薬などの事前処置を行ってから手術を行います。通常の方であれば手術時間は10〜15分程度です。終了後は少しの休憩で帰宅が可能です。(地方の患者様で手術前検査をしていない方は滞在時間は延びますのでご了承ください)

3.術後診察

術後は、目の状態が安定するまでの約2ヶ月間の点眼加療と定期検査が重要です。
受診間隔は手術翌日、1週間後、2週間後、1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後といった期間で検査を受けていただきます。術後の状態により、お薬の内容がかわることもあります。
決して自己判断はせず、医師の指示に従って検査・通院をして下さい。

硝子体手術

硝子体手術を行っております。
これは、眼球の中にある硝子体を切除し網膜の機能を回復させるための手術で、非常に高度でデリケートなため眼科分野でも最も難しい手術の一つに挙げられます。
日本では入院による手術がほとんどですが、様々な手術装置の発達や手術手技の進歩により日帰りでの網膜・硝子体手術が可能となりました。
当院におきましても網膜硝子体疾患の専門医として、主に下記疾患に対し、日帰りでの硝子体手術を行っております。
〈網膜前膜、糖尿病網膜症、黄斑円孔、網膜剥離、硝子体出血など〉
※症状により入院を必要とする場合には、提携病院への適切な紹介を行います。

1.術前から術後まで

硝子体手術を行うと多くの場合で白内障の急速な進行が認められます。
しかし白内障手術を同時に行うことによって硝子体手術がより安全、確実に可能となるため、ほぼ全例で硝子体手術と白内障手術を同時に行います。
症例によっては後日、再手術として眼内レンズを挿入する場合もあります。疾患によっては網膜の処理が終わると切除した硝子体のかわりに内部から網膜を抑えるために空気や特別なガスを眼内に入れて手術を終わる場合があります。
手術は1時間かかり、症例によって異なります。
※ガスを眼内に入れた場合、手術後うつぶせの姿勢をとっていただくこともあります。

2.術後診察

小切開硝子体手術(切開0.5mm)により日常生活あるいは社会生活へ早く復帰できます。
また、糖尿病網膜症や網膜剥離などの難症例は入院安静が必要と言われてきましたが、これまでの経験から、自宅安静と体位制限、点眼治療をしっかりと行なっていただければ、そのような難症例でも日帰り硝子体手術が可能であると考えています。
しかし、手術後の通院が困難な方や点眼、安静度を守れない方などは入院施設のある病院での手術をお勧めしています。

緑内障手術

緑内障手術をおこなっております。
緑内障手術は眼圧を下げる手術です。
緑内障では、いったん悪くなった視力や視野を元通りに戻す治療方法がありません。しかし、眼圧を下げれば病気の進行を遅らせることができます。薬物治療などでは充分に眼圧が下がらず病気が進行する場合は、眼圧を下げる手術をおこないます。

  • 手術待機室
  • リカバリー室